華流ドラマ「与君歌~乱世に舞う運命の姉妹~」
宦官が権力を握るなか孤独な傀儡の王が徐々に権力を取り戻そうとする!そんな皇帝を支える女護衛官と目的が謎の第三の人物による歴史事件をベースに描かれた作品!!
チョン・イー&チャン・ユーシー共演!
見所チェック
実権を握れない若き皇帝の武宗・斉焱を守る紫衣局、そして斉焱を即位させたものの皇権と大臣を支配するために将棋営を主導する大宦官・仇子梁。
紫衣局の程若魚は皇帝の護衛官として宮中に入り、仇子梁の養女・仇煙織は思惑を抱きつつ斉焱に近づいていく。
そんな二人は家族を殺され長年離れ離れになっていた姉妹であることを知り・・・
- 傀儡の王・斉焱は先帝と師匠から皇室の命運を託され孤独な戦いが続く
- 珖王に皇帝の座を継承するという先帝の遺詔の存在
- 皇帝の執剣人になった程若魚は幼い頃の記憶がなく紫衣局の程兮に育てられる
- 権力を握る宦官・仇子梁の養女である仇煙織の過去
- 敵対する程若魚と仇煙織は実は生き別れた姉妹
- 世俗から離れる斉焱の叔父・斉宸の真意はいかに!
- 第三の人物は誰だ?
見解・感想
斉焱が傀儡の王となるわけですが儀王だった頃に、権力者である宦官・仇子梁に従って「朝露の変」を起こしているので潰された一家の残党からは恨まれ、民たちからも皇帝を殺して王となった人物と罵られているのは当然!!
実際は理由があっての行動が徐々に明かされていくわけですけども、命が助かる矢を射抜く方法など説明されても被害者は信用できませんよねww
第三の人物とその同志たちの長年の計画により周囲が動かされているわけですが、これがもどかしいのよ。結局最初に怪しんだ人物で正解だったけもなかなか明かされないし斉焱も知っときながら名前を口にしないから早くして!!と思ってしまう。
皇帝と両想いとなる程若魚と権力者である仇子梁の養女・仇煙織は「朝露の変」での犠牲者で生き別れた姉妹ですが敵対する立場だし復讐心もあるので葛藤に注目。この二人が姉妹だということも終盤になるまで分からないが、見てる側はすぐ分かるのでばらしちゃいます。
仇子梁には勝てないので皆が静かにしているが第三の人物の計画は着々と進み、更にある者を王にしたい連中や急に野心をあらわにする者、裏切りなどがごった返します。
全49話あらすじ
各話の詳しいネタバレを知りたい方は別サイトで紹介していますのでよろしくお願いします。
冒頭をちょこっと紹介
宦官の仇子梁は謀反を起こす!
大興王朝の文宗・斉昂が崩御すると弟の斉焱が擁立され、斉焱の叔父にあたる斉宸は宰相府の生き残りを捜します。
斉焱は即位式を行い正式に大興王朝の若き皇帝となるが権力は仇子梁が握り傀儡の王を余儀なくされます。
~8年後、
程若魚は狩りをする皇帝から獲物と勘違いされ矢を放たれたので慌てて紫衣局の令牌を見せると消えろと言われるが見覚えのある顔だと思います。
翌日、紫衣局の尚宮・程兮と共に拝謁する程若魚は正式に23代目の執剣人に抜擢されると清光剣を賜ります。仇煙織から祝福の言葉をかけられると天工傘を手にしていたので将棋営の掌棋人なんだと把握します。
斉焱は先帝が崩御したときに前任の執剣人に仕えろと誘ったが「仁君ならば剣は善となり暴君なら剣は悪となる、従えない」と断られていました。宦官の顔色をうかがい兄を殺して即位したと罵られる自分はどんな執剣人を得られるのかとお付きの宦官・程懐智に話します。
宮中入りした程若魚は将棋営が陛下に謁見してだいぶ経つからはやく行けと程懐智に急かされます。斉焱は仇煙織に逍遙外物丹を差し出され仇子梁に従順なのにここまでするのかと訴えると二心がないのなら紫衣局を潰したらどうかと言われます。
紫衣局は女帝が創設し100年来過失もないから潰すことはしないと告げます。こっそり覗いていた程若魚は斉焱を助けるために顔に泥を付けて火事を見事に消したから褒美をくださいと押し入ります。そして喉が渇いたと逍遙外物丹が入ったお茶を飲み干すフリして程兮に報告するが、機転は利くが物事の一面しか見ていないと斉焱に忠告される