韓国時代劇「善徳女王」
三国時代の新羅で朝鮮半島で初の女帝となった27代善徳女王が三韓統一を目指すまでの生涯を描いた作品。
見所チェック
双子が生まれると王族男子が途切れるとの噂により双子の妹トンマンは自分の出生を知らずに砂漠で育つ。
父親を探す旅に出ると偶然にも身分を知らないまま出会った双子の姉と仲良くなり導かれるように宮殿に戻る。
自分の出生を知り亡き姉の意志を継いで王女として生き、絶対的な権力を持つミシルを敵視し新羅初の女王を目指し三韓一統の夢を抱く。
- 裁く育ちの徳曼トンマンがどのようにして宮殿に戻りどのようせ勢力をみにつけていくか
- 伽耶出身の花郎・キム・ユシンに注目
- 玉璽を管理する璽主となり皇室を我が物とする美室ミシル
- 王妃に成り損ね赤ん坊の時にミシルに捨てられ国仙ムンノの武術を引き継ぐピダム
- いつまでもいつまでも、ただひたすらトンマンの命を狙い続けるチルスク
- ミシルを警戒して感情を隠すトンマンの双子の姉チョンミョン王女
全話紹介
冒頭だけちょこっと紹介
6世紀後半の三国時代(新羅・高句麗・百済)。新羅24代王・真興王は伽耶を滅ぼし朝鮮半島南東部全域に領土を広める。
美しく文武両道に秀でた青年の精鋭集団・花郎の女性統率者の美室は「政務から退き仏門に帰依せよ」と陛下から遺言を託される。
美室が従うはずないと確信する真興王は後継者である孫のペクチョンにソヨプ刀を授けると第9代風月主ソルォンにミシルを始末しろと命じる。しかし、ソルォンは美室の情夫だったために逆らい兵を率いて王宮に奇襲をかける。
美室はミシルは毒薬を手に参上するが既に王は病死しており、遺言にはペクチョンが後継者となっていたが自分を王妃にするなら遺言を処分すると王子に話を持ちかける。
新羅25代真智王が誕生すると、先王から北斗七星が八つにならぬかぎり美室勝る者は現れないと聞かされていた国仙・花郎の総指導者ムンノは警戒心を強め距離を置いて様子を伺う・・・・
全話のネタバレを詳しく知りたい方は、
韓国ドラマ「善徳女王 」のネタバレを最終話まで で紹介しています。
見解・感想
双子は不吉だとむかし言い伝えがあったのは事実のようですが、こんなくだらないでまかせ言い出したのは誰でしょうね。
捨てられた方はたまったもんじゃない。いや、殺されるよりはましか・・・
おそらくですが徳曼が女帝になれたのは聖骨の男子がいなかった事と後に三韓統一の功労者ともいえるキム・ユシンのような支える人がいたからでしょう。当時でいえば時代的に何で女に命令されなくてはいけないのだと男はイライラしているはず。廃位を求めて内乱が起こった事もなんとなく納得できる。
初の女帝だったらしっかり記録が残っていると思われるが長女だったり次女だったりと出自がはっきりしないのは不思議です。
さて、ドラマではピダムが最後まで信じ切れなかったのが悔やまれるね。騙されたと気付いた時には手遅れであり、せめて一目会いたいと全力で徳曼に迫った時はかなり迫力ありました。
このピダムも出自が推測によるものでドラマのように美室の子ではないでしょう。ただ新羅の最高官職に就いていたのは事実のようですね。