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韓国ドラマ「イ・サン」見所感想と全話紹介!正祖とは?解説

韓国ドラマ「イ・サン」

幼くして世孫となったイ・サンが敵対勢力に狙われながら育ち、民のための政治を行い尊敬される第22代国王・正祖となった生涯を描いた作品!!

 

 

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見所チェック

王位継承者であった父・思悼世子が濡れ衣を着せられ祖父である第21代王・英祖によって米櫃に詰められ命を落とす。幼くして世孫となったサンは民を大切にする英祖から王としての哲学や手腕を学ぶ一方で反対勢力に次々と狙われる。
陰謀や策略が渦巻く中、幼い頃に友情で結ばれたソンヨンとテス、頭脳明晰な側近ホン・グギョンなど周囲に支えられ幾多の困難を乗り越え王となる。
  • 幼くして世孫となり老論派に常に命を狙われるイ・サンの苦悩
  • 幼い頃に親友の契りを交わし9年後に再会するソンヨンとテスの存在
  • 老論派を指揮する黒幕・貞純王妃の存在
  • 下級官吏からイ・サンを支え絶対的な権力を握っていくホン・グギョン
  • 身分関係なく優秀な人材を積極的に集める正祖

 

全話紹介

冒頭だけちょっと紹介

朝鮮王朝21代英祖、朝廷では老論・少論・南人の派閥争いが絶えませんでした。

少論派が思悼世子を担ぎ上げようとしたが老論派が世子の失脚を画策すると英祖は世継ぎの位を剥奪し米櫃に閉じ込めました。思悼世子の子イ・サンは濡れ衣を晴らすために同年代の女官ソンヨンと内侍修行中のテスに協力してもらい世子が描いた絵を英祖に渡すが世子が亡くなった報せが届く。

これがきっかけでソンヨンとテスは宮殿を追放されるが自分たちが宮殿に行けるよう努力して支えると誓い三人は親友の契りを交わす。

サンが東宮に移る前の住まいから武器庫が見付かり世子が謀反を企てていたと疑われるが世子が亡くなった翌日に作られた物だと暴く!

9年後~

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全話の詳しいネタバレあらすじを知りたい方は

「イ・サン」全77話ネタバレあらすじを最終回まで で紹介しています。

 

見解・感想

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思悼世子が米櫃に閉じ込められ餓死となったのは有名な話ですが、なにがあったにせよ実子を身動き取れない窮屈な場所に閉じ込めて餓死させるのはどうなのかね。

後に悔やんだそうだが遅い!!老論派に濡れ衣を着せられたのか重圧によるもので精神が崩壊し殺人を犯すようになったのかは分からないけども・・・

とはいえ、イ・サンの祖父・英祖といえば、最も長生きし在位期間も最長なんですよね。そしてなんといっても大ヒットドラマ「トンイ」のモデルとなった淑嬪崔氏の子でもある。

父親が米櫃に閉じ込められ餓死となったのにイ・サンは復讐心を抱きながら育ってもよさそうだが積極的に祖父から学んでいったので恨んでないのかな・・・

だが、罪人の子は王位に付けない理由で英祖の亡き長男・孝章の養子となったわけだが王位に就くと「余は思悼世子の息子である」と発言したことで幼い頃からずっと我慢してきた可能性はありますね。

父の墓を楊州から25キロ離れた水原に移し壮大な華城を約2年で建築したため父親への想いは強かったと思われる・・・が莫大な経費が!!

サンは幼い頃から命を狙われ続け寝るときも服を着替えず隙を与えなかったらしいから、そんな中でよく王座に就けたなと感心する。身分制度の改革を行ったのもすばらしい、普通に考えて生まれた時から身分が決まってしまうなんでおかしな話です。

敵対していた老論派を一掃したのはいいですが儒教的な礼儀により貞純王后だけ処分できなかったのがどうもひっかかる。イ・サンが亡くなると11歳で即位した23代王・純祖の後見人となったのは貞純王后であるし老論派が再び政権を握っているので謎の病死というのも老論派の毒殺が疑われますよね。