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韓国ドラマ「階伯」見所感想と全話紹介!本当に百済の英雄なのか

韓国ドラマ「階伯」

百済末期の将軍の生涯を描いた作品。階伯は三国時代の百済の将軍で人格知略に優れる英雄として語り継がれているが本当にそうなのか。

 

 

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見所チェック

脚本は、「朱蒙」や「チェオクの剣」のチョン・ヒョンス!

演出は、「朱蒙」や「善徳女王」のキム・グンホン!

主演は「チェオクの剣」や「TIMES」のイ・ソジン!

百済の武王の第二妃サテク妃は第一妃が新羅出身であるために敵国の血が流れるウィジャ王子が後継者になることを望まず暗殺を企てる。
ケベクは新羅軍の捕虜となり新羅で成長、父親の敵を取るためについにウィジャに迫るが当時は複雑で背後にもっと大きな力が動いていると知る。
復讐を誓い育つが当時のウィジャにそんな力はない事を知り新しい国作りのために復讐心を捨てるが・・・・
  • 絶対的な権力を持つサテク妃の存在
  • 力がなく仲間もいないウィジャは無能なフリして機会をまつ
  • ケベクは父親の敵を討つために新羅の捕虜として育つが父ムジンの死の真相は?
  • 一族をサテク妃に滅ぼされ商団に引き取られ育つウンゴの存在
  • ケベクとウンゴは両想いで良き日のために新しい国づくりに尽力するようになるが・・・
  • サテク妃を追い出したあとのウィジャが徐々に独裁国家の道へ、そしてウンゴも徐々にサテク妃にように・・・

 

全話紹介

冒頭をちょっと紹介

西暦612年泗沘城(百済の王都)。

武王の妃ソンファは新羅出身なためにクイウン首領率いる偽済団に命を狙われるがムジン徳率がしっかり守る。第二妃サテクは新羅人であるソンファ王妃やその息子ウィジャが王族であるのが問題だと進言するが武王が取り合わないので暗殺を計画。

新羅の密偵だと濡れ衣を着せられると悟ったソンファは息子をムジンに託して自死!ウィジャは王になって復讐すると誓い王妃の遺品を受け取ったムジンは追い詰められて妻ミョンジュと共に崖から落下。

2人は助けられるがミョンジュは階伯ケベクを出産し亡くなる

14年後、

ウィジャは無能なフリをしながら生活するがサテクは爪を隠していると警戒!!のんだくれの父親の面倒を見ながら酒場で働いていたが・・・・

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全話ネタバレあらすじは

階伯(ケベク)全36話ネタバレあらすじを最終話まで で紹介しています。

 

見解・感想

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新羅・唐の連合軍に滅ぼされたとはいえ百済が滅びるのはちょっと悲しい。

百済といえば、朱蒙と共に高句麗を建国した召西奴ソソノの息子・温祚が建国した国ですよね。

滅びるときは内部に問題があったりする。義慈王は王権を強化するあまり貴族たちとの間に溝が生じた、そこからもう始まっていた気がする。今までの貴族中心の政治から急に変え、島に流罪にしたり倭国の人質に送ってしまっては対立するのは当然。

また、降伏してきた後に新羅29代王となる武烈王の娘を斬首したことも影響していたかもしれない。

唐から和平を求められた時や、新羅からも求められた時があったのに何で受け入れらなかったのかね。親征して大勝した功績が忘れられないかったのでしょうか・・・

酒女に溺れ政治を顧みず、諫言されればすぐ投獄!最終的には太子を連れて逃げてしまうとは話にならない。次男の泰が自ら王を名乗って必死に最後まで戦ったのは立派です。

そして、百済の英雄と語り継がれている階伯ですが本当でしょうか。英雄の割にはそんなに史実が残っていないのよね。

新羅のキム・ユシンとの激闘は有名だけれどもそこだけだし、厳しいようだけど武将なら当然ではないだろうか。しかも戦うまえに妻子を殺したのが意味不明なんですよね。

敵に斬られるぐらいならと夫を見送った後に自ら自死するならまだ分かる。現にウィジャの母親は新羅の王女とされているし、ウィジャ自身も国が滅びてから唐の捕虜とされている。必ずしも妻子が殺されるとは限らないのよね。

国のために最後まで戦ったのは素晴らしいですが、だとしたら他の武将もそうなんですよね。